【特別な一杯を愉しめる 心地よい空間へ】
糸魚川駅の日本海口を出て西へ進んだところに その店はあります
落ち着いた佇まい 軒先には季節の花が飾られています
店の名前は「樵カフェ」
リノベーションにより 空き家がカフェへと生まれ変わりました
目指したのは「観光客からまちの人まで 誰もが入りやすい店」
店の顔であるファサードは 中の様子が伝わるようにガラス張りとしました
窓際の席で語り合う人 カウンターで本を片手にコーヒーを飲む人
大きな窓からは陽光が差し込み 店内をやさしく照らしています
そんな明るくオープンな雰囲気をつくることで 通りを行く人に安心感を与え
気軽にドアを開けてもらえるようなデザインとしました
内装は元々あった古い柱や梁をあえて見せることで
木の温もりを感じる空間に仕上げました
2階の床は取り除いて大きな吹抜空間とし 明るさと開放感をもたらしました
その開放的な空間に響くのは 鳥のさえずりと川のせせらぎ
まるで自然の中にいるようなくつろぎと癒しを与えてくれます
空間デザインの他 店のコンセプトやロゴについても
店主と時間をかけて話し合いつくり上げました
コーヒー豆 焙煎 淹れ方 音響 接客に至るまで
店主のこだわりが詰まったカフェです